ミィです。  

 

ざっくりこれまでの経緯を…

出産から産後うつ発症まで

私は、2014年に第一子を出産した後、重い産後うつになってしまいました。

子どもを授かり10カ月間大事におなかの中で育て、産んだら普通に「お母さん」やれると思ってました。

 

完全に産後を舐めてましたね。

いざ産んでみたら体はボロボロ、すぐに壮絶な育児が始まりました。

 

そして、1ヶ月後に精神がおかしくなり始め、100日後、死ぬしかないと思いこみ、自殺しようとしてしまいました。

精神科に入院、そして双極性障害の診断

3カ月間、精神科に入院。

 

退院してみたら「うつ」から「躁」というハイテンションな状態になりました。


 

ここで、病名は「双極性障害」に変わりました。(昔は、「躁うつ病」と言われてました。)

私は、9か月で寛解状態になりました。

産後特有のうつ症状(我が子恐怖症など)は、全くなくなっています。

産後3年を経った今はお薬は全く飲まず、元気にワーキングマザーをしています。

 

育児はできて当たり前じゃない

死まで思いつめた私が、なぜ立ち直ることができたのか?

入院中の主治医に恵まれました。

「育児はできて当たり前じゃないよ。子どもがどう育つかなんて分からないんだから、お母さんの心が安定しているのが一番。人の力を借りてやっていけばいいんだよ。」

この主治医の言葉が、「ちゃんとお母さんやれてない」と苦しんでいた私の心を救ってくれました。

 

今度は、この言葉を今苦しんでいるお母さんたちに届けたいと思っています。 

産後うつは死ぬほど苦しかったです。でも、よくなりました。

 

今は、優しいダンナ(いっくん)と暴れん坊な息子(大ちゃん)と3人で暮らすことができる奇跡に、心から感謝しています。

 

 

家族の紹介

ミィ

育休中のアラサー。田舎の進学校から都内の大学に進学。22歳で就職。28歳で大学の同級生いっくんと結婚、29歳で出産。 出産後にとつぜん鬱になってしまう。性格は、猪突猛進、一生懸命、浮き沈みが激しい。趣味は、ネット、読書、旅行、映画、ドラマ、おしゃべり。

 

いっくん

ブラック企業に勤めるイクメン。都内の大学でミィと出会い、30歳で結婚。出産後にとつぜん鬱になった妻、ミィを支える。性格は、楽観的、温厚、落ち着いている。趣味はスポーツ、旅行、読書。

 

大ちゃん

2014年生まれの男の子。母・ミィが産後うつになったため、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園、ファミリーサポートの人など、いろんな人の手で育てられ、すくすく大きくなっている。性格は、泣き虫、声がデカイ、食いしん坊。趣味は、プラレール、ミニカー、トーマス。

 

ブログが書籍化されました

2018年にブログが本になりました。

ブログに綴った体験記のほか、産後うつチェックリスト、精神科医のアドバイスが載っています。

Amazonのページからお試し読みができます。

 

すべての記事はこちらから読めます→産後うつ体験記を【目次】から読む

2018.9.29更新。