かなりお久しぶりです、ミィです。

ブログを書くのは1年半ぶりです。

「産後うつブログのミィさんって今何してるんだろう?生きてる?」

生きてます!

「産後うつのことは考えたくなかった」

というのが本音でした。

Twitterもやめ、ブログのコメント欄も閉じてしまい、産後うつのことはなるべく考えないようにしていました。

あれから、職場復帰して、うつとは全く関係のない日々を過ごしていましたので。

大ちゃんも4歳になり、毎日本当にかわいくて、癒される日々です。

ブログが書籍化された経緯と悩み

このブログが本になりました。

講談社から「脱産後うつ 私はこうして克服した」という本が出版されています。

書籍化の話は1年前に講談社からいただきました。

子育て経験がある女性の編集者の方がブログを見つけてくださり、書籍化してみないかということを提案していただきました。

私がこのブログを始めたときの目標は「産後うつブログを本にすること」でした。

当初の目的は達成されたので嬉しい反面、私の中ではモヤモヤした気持ちもあったというのが本音です。

本当にブログを本にしてよいのだろうか?

今はできれば産後うつのことは思い出したくないし、封印してしまいたい記憶を本という形で残すことで、自分がまた傷つくことがあるのではないだろうか?

今しんどいお母さんがこの本を手に取ったとき、どう感じるのだろう?傷つけることは書いてないだろうか?

出版の目的は「産後うつのことをもっと知ってもらうこと」

でも、うつママアドバイザーのさくちるさんからお祝いのメールを送っていただき、「本にしてよかったな」と思えるようになりました。

ルミエールのブログはこちら(さくちるさんが運営する産後うつママの会です)

さくちるさんは私が入院していた頃からTwitterで見守ってくれていた方です。

ブログを本にした目的は

もっと産後うつのことを世の中に知ってほしい!

というものです。

私が産後うつになった4年前は「産後うつ」という言葉は知られていたものの、自殺に至るような深刻な病気だという認識は広まっていなかったように思います。

産後うつのリアルな体験談はネット上でいくつかブログがあるのみでした。

私はうつを患った当初は本当に孤独な日々でしたから、Twitterやブログでどんどん情報を発信して、同じ悩みをもつお母さん達と交流をするようになりました。

ネットを通じて、「産後うつという経験をしたのは私だけじゃなかったんだ!同じような思いをしている人はたくさんいるんだ」と知りました。

ブログが本になったことで、私の経験はネットを超えて、より多くの人に届けられるだろうと思っています。

本の内容 私の体験談&精神科医の見解

本の内容は、主にブログに書き綴った私の体験記ですが、章ごとに精神科医の先生のコメントが載っています。

単なる体験記ではなく、すごくマジメな本です。

私のブログをベースに読みやすく編集していただいていますので、ブログよりだいぶ読みやすいと思います。

ブログは私の個人的な意見がかなり載っていますが、そういう部分は減らして、病気の専門家である医師の見解を載せていただいています。

中身はこういったことが書いてあります。

  • 「産後うつ」とはどのような病気なのか?
  • 「私ってそうかも?」と思ったらどこに相談すればいい?
  • どうやったら治る?
  • お母さんでいることがしんどい、どうしたら?
  • 家族は産後うつになったママにどう接したらいい?
  • 産後から4年経ったミィが今考えていること

1時間ぐらいで読み終わるライトな本です。興味のある方はAmazonページから試し読みしてみてくださいね。

 

今の気持ちと今後のブログの方向性

私の中では、「産後うつのことはもう思い出したくない」というのが本音です。

大ちゃんは早いもので4歳になり、おどろくほど手がかからなくなりました。

赤ちゃんのときからは想像もできないほど、しっかりしたお兄ちゃんになって、毎日びっくりですよ。

「赤ちゃんだった頃の大ちゃんに会いたい」なんて、都合の良いことを考えてしまうこともあります。

親バカかもしれませんが、優しくて素直で本当に性格がいい子です。

母親がうつだった時期があっても、小さい頃から保育園に預けられていても、大丈夫なものですね。

ブログの更新は定期的にするつもりはありません。

ブログの過去記事のコメント欄は閉じてしまいましたが、この最新記事のみ書き込みができるようにします。


忙しいのですぐにはコメントを返せませんが、定期的にチェックします。

ひとまずおわり!!