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「育児の何がそんなに大変なの?」と聞かれることはありませんか?

産後うつの話の前に、「新生児の育児がこんなに大変だとは思わなった」シリーズです。

第1回は、赤ちゃんがこんなに泣くなんて思わなった!

 

出産前は気にならなかった「泣き」

出産前は、赤ちゃんの泣き声なんて気にしたこともなかったんですね。

妊娠中、両親とレストランに行ったことがあって。近くのテーブルの赤ちゃんが大泣きしてたんです。

父「赤ちゃんの泣き声を聞くと切なくなっちゃうなぁ。」

「え?赤ちゃん、泣いてた?」

そう、産む前は、赤ちゃんの泣き声が聞こえてすらいなかったんですよ。

赤ちゃんの泣きの破壊力

それがどうした。我が子の泣き声は、わが身が擦り切れるような破壊力ではないか。

大ちゃん(息子)の泣き声は、特別大きいのではないか。

声量だけでいえば、歌手のsuperflyと同じくらいでしょうか。

「何かしてくれないと、今すぐ死にますよ。」

それほどの威力をもって、断末魔の叫びで迫ってくるのです。

1分も聞いていられるものはなく、私は泣きやませることに必死でした。

赤ちゃんは泣くものよ?

もともと心配性な私。

なんでこんなに泣くのかと、産後1か月で助産師外来に3回も行きました。

言われることはいつも同じ。

「赤ちゃんは泣くものよ」

いや、「泣くものよ」じゃなくてね。なんで泣いてるのか、どうしたら泣きやむのかを今すぐ教えてほしいのよ。

おっぱいあげて、抱っこして、おむつ替えて、こっちは何も悪いことしてないのに、ずっと泣いているんだもの。

 

泣いていても大丈夫。だけど・・・

小児科医・森戸やすみ先生の「育児の不安解消BOOK」を読んだのです。

お母さんの中には、赤ちゃんを泣かせることに、とても罪悪感を持ってしまう人が多いようです。

しかし、赤ちゃんを泣かせることは、そんなに悪いことでしょうか?

少なくとも体に害があるわけではありません。「泣くのが仕事」といわれるほどだから、泣かせてもいいのではないでしょうか。

泣かせておいても大丈夫、頭では分かってます。

新生児は、訳も分からず泣いている。

赤ちゃんは泣くのが仕事。

でもね、そんな仕事に24時間付き合っていると、どんどん心が擦り切れて行くんですよ。

ついには、泣いていないときでも、いつ泣きだすかと神経を張り詰めて待っているようになってしまいました。

 

お母さんと赤ちゃんをふたりきりにしない

そんな神経質カーチャンはどうしたらいいのでしょうね。

やっぱり、産後3カ月位は、赤ちゃんと二人きりにならないことです。

赤ちゃんと二人きりのときに大泣きされるのと、パパと三人でいるときに大泣きされるでは、精神的ダメージがぜんぜん違います。

他に大人がいれば、泣いてもふたりで対処できます。

言葉が通じる大人が一緒にいるって、本当に心強いんです。

 

赤ちゃんは成長すると泣かなくなる

赤ちゃんの泣きのことは、厚生労働省のこの動画がとても分かりやすいですよ。



赤ちゃんは5時間以上泣くこともある。
 
けど、泣きのピークは2カ月位で、5か月には泣かなくなるんですって。

 

たしかに大ちゃんも6ヶ月にはわけもなく絶叫することはなくなりましたね。

ずっと続くわけじゃない、泣き。

その期間が長いんだなぁ・・・

私が、どうしても赤ちゃんが泣き止まなくて辛い時に使っていたのは、抱っこ紐のエルゴです。

 

新生児用は、こちらの袋の中に赤ちゃんを入れてました。

抱っこ紐から出せば泣いてしまいますが、一瞬でも泣き止んで欲しいときに、かなり役に立ちました。

この本は、とても参考になるのでおススメですよ。

 

追記(2016年11月24日)

新生児の育児は死ぬほど大変でしたが、息子が2歳になった今、育児はめちゃめちゃ楽になりました。

イヤイヤ期で大変なこともありますが、新生児の頃に比べれば天国です。

息子は「ママ~」と言ってくれるようになり、本当にかわいいです。今はしんどいかもしれませんが、必ず楽になるときが来ますよ!

 

⇒ つぎの記事  新生児は寝ないものである。【育児大変シリーズ2】