⑩ 産後クライシス編

産後クライシスを克服した話と男性にお願いしたいこと。

33ブログ

こんにちは、ミィです。

今回は、産後クライシス編第2回です。産後クライシス編その1のつづきになります。

 

さらなる産後クライシスが・・・!

私は、産後1カ月頃に産後うつになっていました。

不眠、焦燥感、聴覚過敏などの初期症状が出て来ていたので、私はいっくんに言いました。

「子どもと二人きりになるのが怖くて気が狂いそう。もう育児できない。」

いっくん(夫)の答え 。

「母親はみんなやってることだよ。母親としての覚悟がないね。」

いっくんから見たら、私はグダグダ文句を言ってるだけに見えてしまったのです。

私も、「いっくんに嫌われたくない。」という思いがあって、それ以上しつこく言えなくなってしまいました。

ひとりで絶望して、我慢し続けてしまい、うつは悪化。最悪です。

産後クライシスを克服する4つのポイント

私が考えた産後クライシスを克服するポイントはこの4つです。

  • 夫には言葉にして正確に伝える。
  • 第3者を巻き込むと効果的。
  • 夫に全責任を持って育児をしてもらう。
  • もっともっとコミュニケーションし続ける。

1.言葉にして正確に伝える。

産後の私の態度は不機嫌だったり、いつもと違っていただろうと思っていました。

うちの夫だけかもしれないんですけど「鈍感力」が高いといいますか…

私の異変や不機嫌に気づいてなかった。

どうなったのかというと、

限界を超えてやっとメンタルクリニックを受診して、「うつが悪化しすぎているから、入院するべきだ。」と診断されてしまいました。

いっくんですら、精神科医に診断されて初めて、私の病気に気付いたのです。

問題は、私の伝え方が下手すぎたことにあります。

「子どもと二人きりになるのが怖くて気が狂いそう。もう育児できない。」

これでは何も伝わりません。「気の持ちよう」だと思われてしまいます。

具体的に伝えなければいけなかったんですよね。

たとえば、こんな感じ。

「すべての音がざわざわと聞える。テレビの音がふだんの音量の半分でしか聞けない。何が原因か調べてほしい。」

そしたら、聴覚過敏→うつだって気付いたはずです。

ポイントは感情だけを伝えるのではなく、具体的に何が大変なのか数字を入れたりして正確に伝えること。何がして欲しいのかを明確に伝えることでしょうか。

「察して欲しい」では、たぶん伝わってないです。

2.第3者を巻き込むと効果的。

精神科医に診断されたことで、いっくんは「ミィは病気なんだ」と理解してくれました。

第3者が入ったことで、考えが激変したんですね。

旧「ミィは育児が苦手だから、育児ができるようになるまでサポートしよう。」

新「ミィは病気だから、育児から離して治療に専念させなくてはいけない。

これは、精神科医に言われなければ絶対に事態は変わらなかったです。

家族は意外と冷静に状況判断が出来ていないので、専門家の意見は効果的だと考えます。

3.夫に全責任を持って育児してもらう。

その後、いっくんは自分の実家に息子を連れて行って、自分が責任者となって育てることを決めました。

育児を「手伝う」という感覚は全くありません。

昼間は仕事をしていますから、義母さんが息子の面倒を見てくれましたが、夜の授乳は全ていっくんが見ました。私が入院している3カ月間ずっと。

病気とはいえ、ここまで理解を示し、ともに育児をしてくれたことには感謝してもしきれません。

子育ての責任者は、母親と父親両方。夫も全責任を持って育児をやりとおす覚悟が必要なのではないでしょうか。

 

4.もっともっとコミュニケーションし続ける。

いっくんが自分を捧げて育児してくたことで、私たちは産後クライシスを克服したのです、、、

とはならず。

産後9カ月頃、退院して育児が出来るようになっていた頃、いっくんの過去の発言が頭の中に突然フラッシュバックして、思い出し怒りが始まっちゃったんですよ。

「母親ならみんなやってることだよ。母親としての覚悟がない。」あの発言のせいで私の産後うつが悪化したんだ!と無性に腹が立ってきたのです。

そこで、私は「なんであんなことを言ったの!?」と1時間以上にわたって突然ブチ切れ尋問しました。

いっくんからしたら、「そんな昔の話をいきなり蒸し返して、怒り始めて一体何なんだ?」と思ったでしょう。

ですが、いっくんは私の話を全部聞いて、すべての質問に答えてくれました。

 

いっくんは自分自身の発言が、私を追いこんでいるとは全く思っていませんでした。

育児は母親ならみんな出来てることなんだから、そう難しいことじゃないよ。覚悟をもってやれば出来るようになるんだよ。」と励まそうとしたのだそうです。

私はひとりで被害者意識を強めていたことも分かり、いっくんは自分の発言が私を追い詰めいてたことに気付き、初めてお互いの思いを知ったのです。

 

少しやりすぎだったかもしれませんが、言いたいことを全部ぶつけたことはよかったと思います。
 

嫌われたくなくて言いたいことを我慢し続けるよりは、言いたいことを言って喧嘩した方がマシです。それが「家族になる」ってことかなと思うのです。

受け止めてくれたいっくんには心から感謝ですね。

 

産後クライシスは「通過点」だった。

色々ありましたが、産後うつが寛解して、夜ぐっすり眠れるようになった頃(産後9カ月頃)には夫との関係性は元に戻っていました。

産後クライシスは避けて通れるものなのでしょうか?

私は、通るべくして通った「通過点」だったと、今は思っています。

現代は男女平等の世の中になったと言っても、妊娠出産に関して言えば、男女で圧倒的な経験の差がありますよね。

生物学的に男性は出産できません。

これまでは同じものを見てきたのに、産後はまったく別のものが見えている感じといいましょうか。

妻からすれば「なんで分からないんだろう?」

夫からすれば「妻は変わってしまった。」となりがち。

ここで強調しておきたいのは、産後の女性はホルモンバランスの乱れでイライラしているだけではないということです

産後の身体は交通事故に合ったようなもの。産後の身体の不調は、個人差はあるにせよ、後陣痛、悪露(膣から1カ月間血が出る。)、おっぱいの激痛、めまいなどの不調に苦しみます。

あ、「残念な夫」というドラマの妻の名言が私の言いたいこと全部言ってくれてました。

「どの母親も育児してるよ!育児って幸せだよ!でも!骨盤がゆがんで、歯が欠けて、髪抜けて免疫落ちながらやってんの!出産って命がけ!一度死にかけて何とか生き延びたようなもんなの!なのに体休めずぶっ通しで徹夜仕事してるもんなの!そういうことに気付いてほしい。」

産後クライシスの原因はすべて夫にあると言うつもりはないですが、産後の女性に起こる心身の変化、育児がどれほど壮絶なものか、理解していただきたいと願っています。

そのためには、産む前から、産後に起こることを夫婦で知っておくとスムーズです。

とてもよい本があるので、紹介しますね。

産後が始まった!」(渡辺大地著)という本です。

 

内容は、漫画形式で分かりやすく、産後の女性に起こる変化や父親ができること、すべて詰まっています。

渡辺さんご自身は、仕事をしながら、第二子の夜中のおむつ替えを責任を持ってやりとおしたというエピソードが書いてあります。

出産は女性にしかできないことですが、育児は男性にもできるんですよね。

 

このブログ読むより、この本1冊読んだ方が役に立つんで、ぜひ。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます !

次回からは産後うつのお話に戻ります。

 

⇒ つぎの記事  育児が苦手なだけ!?産後うつでメンタルクリニック受診してしくじった話。

 

 

POSTED COMMENT

  1. おひさま より:

    「鈍感力」に共感してしまいました。
    男性と女性の脳は造りが違う、
    とわかっていてももどかしいですよね。
    「産後の恨みは一生モノ」
    これは、うちでお願いしてた
    産褥ヘルパーさんに感じてしまいました。
    詳細は端折りますが、
    「母親は忍耐あるのみ」
    的な、破壊力バツグンの一言を投げられて、
    産後うつ一直線でした。
    こちらのブログとの出会いにより、
    産後うつなのだと自覚できました。
    感謝です。