⑩ 産後クライシス編

産後クライシスとは?(前編)夫嫌いになった体験とその理由。

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こんにちは、ミィです。

今日は、産後クライシスの話です。

産後クライシスとは

「産後クライシス」ってご存知ですか?

NHKあさイチが、「出産後に夫婦の愛情が急速に冷え込む現象」を「産後クライシス」と名付けて放送したことで、全国に広まった言葉です。

産後に夫から言われた一言に傷ついたり、無性に腹が立ったりした経験はありませんか?

私はものすごーくあります。

「産後クライシス」という本にこんなエピソードがあります。

ある40代の女性は、子どもが生後半年の頃に夫が放った一言が10年経っても忘れられないそうです。

「本当はな、こんな子どもが泣いてばかりのしけた家になんか帰ってきたくないんだよ。」

しかも、夫は育児に無関心で、その日もお酒を飲んで帰って来たとか。

その女性は「夫もはや愛情のかけらもない。」とおっしゃいます。

う、うん・・・わかる・・・!!

男性からしたら「仕事で疲れて帰ってきてるんだから、そんな風に言いたくもなるよ。」ってなるんでしょうかね?

でも、甘く見てるとこわいことになりますよ。(と、脅す。)

夫への愛情は産後に急速に冷めるという現実

下のグラフを見てみると分かりますように、夫への愛情は、出産後に急速に冷めるというデータがあるのです。

点線の部分が夫への愛情です。子どもが高校入学時点では、ほぼゼロじゃないですか。

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(出典)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークバランス研究部長 渥美由喜氏「夫婦の愛情曲線の変換」

「夫 スペース」でググってみると、「夫 死ね」「夫 嫌い」「夫 イライラ」のキーワードが検索ランキングの上位に来るのはこういうこと?

対して「妻 スペース」でググってみると「妻 プレゼント」が上位に来るんですけど、もう遅いかも・・・?

 

うちも産後クライシスしました

お恥ずかしながら、私の経験をお話します。

私といっくん(夫)は、結婚前は5年間お付き合いしました。

私たちは本当に仲の良いカップルで、ふたりでいるときはいつも手をつなぐ、オシドリカップルでした。

結婚式の友人のあいさつで、「ミィちゃんはいっくんのことが大好きで、飲み会でいっくんの話をするとき、聞いているこちらがドキドキしてしまう位ノロケます。」なーんて言われてたんです。

が!!!

産後、めちゃくちゃ嫌いになりました、夫が。

特別イヤなことをされたわけではないんですよ。

むしろ、いっくんは育児に主体的に関わってくれるタイプで、産後2週間から1カ月弱の間は有給を取って一緒に子育てしてくれる「イクメン」。

にも関わらず、いっくんのことが別人に見えるほど、気に入らなかったのです。

理由

  • 食事を食べるのが遅かった。
  • 授乳(おっぱい)のことに口出ししてきた。
  • 「もっと笑顔で接しなよ」と言ってきた。

そんなことで?とお思いになることでしょう。

まず、赤ちゃんがいるのにゆっくり食事をしてることにイライラしました。

こっちは出産して何もかもが激変してるのに、なんであなたは何も変わらずノー天気なわけ?」という怒り。

おっぱいをあげたこともないのに、「もっとたくさん吸わせたら?」とアドバイスしてきた無神経さへの苛立ち。

笑顔が作れないほどに精神的にヤバくなっているのにもかかわらず、「笑顔で接しなよ」と言われ、いっくんが何も分かってくれない「敵」にすら見えました

もう触られるのもイヤでした。

「なんで結婚したのか」とすら思いました。

DNAレベルで嫌いでした。(DNA残したばっかなのに!)

なぜ夫に腹が立ったのか?

ちょっと、ワガママすぎなんじゃないのってお思いになりますか?

自分でも信じられません。

あんなに大好きだった人のことが、こんなにも嫌いになるなんて。

私はなぜこんなにも夫嫌いになってしまったのでしょうか。

「産後クライシス」という本によれば、産後の女性は3つの危機にさらされるそうです。

  • 身体的危機
  • 精神的危機
  • 社会的危機

①身体的危機
産後に身体がボロボロになり、後陣痛は痛い、おっぱいが張って痛い、貧血、めまい、吐き気もろもろの症状がありました。(産後の体の不調

②精神的危機
私は、マタニティーブルーに始まり、母乳が出なくて育児ノイローゼにもなり、 不眠からうつになっちゃってるんで、精神的危機のオンパレードでした。赤ちゃんのお世話で余裕がなく、常にイラついていました。

③社会的危機
「自分は母親なのだから、自分がしっかり育児しなければ」と母親としてのプレッシャーを感じていました。それまで仕事をしていて、たくさんの大人と関わる生活をしてきたというのに、コントロール不能な泣くだけの赤ん坊と24時間一緒の生活にシフトするのは、天変地異が起きるくらいの衝撃でした。

産後は、人生における最大の危機であったと思います。

そんなときの夫の何気ない言葉は、心に突き刺さりました。今思えばたいしたことじゃないのに。

ホルモンの影響か、うつだったからなのか分かりませんが、異常に神経過敏になり、夫嫌いモードになっていました。

いっくんには申し訳ないことをしたと思いますが、「産後は操られていた」としか言いようがないんですよ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

⇒ つぎの記事  産後クライシスを克服した話と男性にお願いしたいこと。

 

産後うつ体験記を【目次】から読む

POSTED COMMENT

  1. ぎんれい より:

    今まさにそうです…
    理性でなんとかしなきゃと我慢している感じで、それがまた悲しくてストレスでイライラするんですよね(>_<) 乗り越えられるかなあと不安です…

  2. ミィ より:

    ぎんれい様
    コメントありがとうございます。
    1年位はホルモンバランスとか夜泣きでシンドイので、イライラが夫に向いてしまうのかなとも思うんですよ。心に余裕がないといいますかね。。

  3. くま より:

    そんな気持ちを、黙って我慢して過ごしていたわたしに、態度が悪いと夫がキレて、これ以上一緒に暮らせないと言われたらどうしたらいいでしょう。

  4. ミィ より:

    くま様
    コメントありがとうございます。そんな気持ちを黙って我慢してました。態度で示していたつもりなんですけど、夫は気付いておらず…。よく分かります…。うちはこうだったというお話を次回書ければと思います。