⑦ 育児がこんなに大変だと思わなかった【新生児編】

赤ちゃんは泣きやまないものである。【育児大変シリーズ1】

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「育児の何がそんなに大変なの?」と聞かれることはありませんか?

産後うつの話の前に、「新生児の育児がこんなに大変だとは思わなった」シリーズです。

第1回は、赤ちゃんがこんなに泣くなんて思わなった!

 

出産前は気にならなかった「泣き」

出産前は、赤ちゃんの泣き声なんて気にしたこともなかったんですね。

妊娠中、両親とレストランに行ったことがあって。近くのテーブルの赤ちゃんが大泣きしてたんです。

父「赤ちゃんの泣き声を聞くと切なくなっちゃうなぁ。」

「え?赤ちゃん、泣いてた?」

そう、産む前は、赤ちゃんの泣き声が聞こえてすらいなかったんですよ。

赤ちゃんの泣きの破壊力

それがどうした。我が子の泣き声は、わが身が擦り切れるような破壊力ではないか。

大ちゃん(息子)の泣き声は、特別大きいのではないか。

声量だけでいえば、歌手のsuperflyと同じくらいでしょうか。

「何かしてくれないと、今すぐ死にますよ。」

それほどの威力をもって、断末魔の叫びで迫ってくるのです。

1分も聞いていられるものはなく、私は泣きやませることに必死でした。

赤ちゃんは泣くものよ?

もともと心配性な私。

なんでこんなに泣くのかと、産後1か月で助産師外来に3回も行きました。

言われることはいつも同じ。

「赤ちゃんは泣くものよ」

いや、「泣くものよ」じゃなくてね。なんで泣いてるのか、どうしたら泣きやむのかを今すぐ教えてほしいのよ。

おっぱいあげて、抱っこして、おむつ替えて、こっちは何も悪いことしてないのに、ずっと泣いているんだもの。

 

泣いていても大丈夫。だけど・・・

小児科医・森戸やすみ先生の「育児の不安解消BOOK」を読んだのです。

お母さんの中には、赤ちゃんを泣かせることに、とても罪悪感を持ってしまう人が多いようです。

しかし、赤ちゃんを泣かせることは、そんなに悪いことでしょうか?

少なくとも体に害があるわけではありません。「泣くのが仕事」といわれるほどだから、泣かせてもいいのではないでしょうか。

泣かせておいても大丈夫、頭では分かってます。

新生児は、訳も分からず泣いている。

赤ちゃんは泣くのが仕事。

でもね、そんな仕事に24時間付き合っていると、どんどん心が擦り切れて行くんですよ。

ついには、泣いていないときでも、いつ泣きだすかと神経を張り詰めて待っているようになってしまいました。

 

お母さんと赤ちゃんをふたりきりにしない

そんな神経質カーチャンはどうしたらいいのでしょうね。

やっぱり、産後3カ月位は、赤ちゃんと二人きりにならないことです。

赤ちゃんと二人きりのときに大泣きされるのと、パパと三人でいるときに大泣きされるでは、精神的ダメージがぜんぜん違います。

他に大人がいれば、泣いてもふたりで対処できます。

言葉が通じる大人が一緒にいるって、本当に心強いんです。

 

赤ちゃんは成長すると泣かなくなる

赤ちゃんの泣きのことは、厚生労働省のこの動画がとても分かりやすいですよ。



赤ちゃんは5時間以上泣くこともある。
 
けど、泣きのピークは2カ月位で、5か月には泣かなくなるんですって。

 

たしかに大ちゃんも6ヶ月にはわけもなく絶叫することはなくなりましたね。

ずっと続くわけじゃない、泣き。

その期間が長いんだなぁ・・・

私が、どうしても赤ちゃんが泣き止まなくて辛い時に使っていたのは、抱っこ紐のエルゴです。

 

新生児用は、こちらの袋の中に赤ちゃんを入れてました。

抱っこ紐から出せば泣いてしまいますが、一瞬でも泣き止んで欲しいときに、かなり役に立ちました。

この本は、とても参考になるのでおススメですよ。

 

追記(2016年11月24日)

新生児の育児は死ぬほど大変でしたが、息子が2歳になった今、育児はめちゃめちゃ楽になりました。

イヤイヤ期で大変なこともありますが、新生児の頃に比べれば天国です。

息子は「ママ~」と言ってくれるようになり、本当にかわいいです。今はしんどいかもしれませんが、必ず楽になるときが来ますよ!

 

⇒ つぎの記事  新生児は寝ないものである。【育児大変シリーズ2】

書籍化されました!!

ミィの産後うつブログが本になりました。
ブログに書いた産後うつ体験記や、精神科医のアドバイス、産後うつチェックリストが載っています。

POSTED COMMENT

  1. さゆり より:

    ミィさん、はじめまして。
    現在2か月の子ども(女)を育てている新米母です。
    毎日子どもの泣く声に怯え、肉体的、精神的、にも弱ってきており、
    インターネットで同じような経験をしている人からどうにかこれを乗り越える
    ヒントをもらおうと色々検索していたら、こちらのブログに辿り着きました。
    ミィさんの文章を読むと、まるで私と同じ感覚を持っていたことに
    ビックリしたのと同時に安心しました。
    そっか、よくある話なんだから大丈夫だ!と、少し思えました。
    が!やっぱりそれは束の間の感情で、ミィさんと同じく、
    私も、子どもが泣き止んでいても、次いつ泣くのか構えてしまって
    本当は自分も寝なくちゃいけないのに、脳が興奮状態でなかなか眠れないとか、
    「赤ちゃんは泣くのが仕事」説にわかってるわい!そんなこと!!と
    イライラしたり。。。
    子どもは可愛いですが、毎日鬱々として泣いてばかりいます。
    常に気持ちが焦っていて、子どもの泣き声を恐いと思ってしまいます。
    でも、たまたまこうして発見したミィさんのブログに
    希望の光を見出しました。
    だって、泣くのは2か月がピークで5か月にはあまり泣かなくなる(ミィさんのお子さんは6か月には絶叫しなくなったんですよね♪)という記事をこちらで
    拝見したからです。
    本当にありがとうございます。
    藁をも掴みたい気持ちの今、この言葉がどんなにありがたかったか。
    もちろん個人差があるので5か月になったから必ず、というのはないとおもいますが、この状況に終わりがないと思うのと、あとこれも数か月。。。と思うのでは全然心の負担が違います。
    ミィさんのブログに出会えてよかった。
    体験談を記事にして頂いたこと、本当に感謝しています。
    これからもブログを楽しみにしています。
    長文失礼致しました。

  2. ミィ より:

    さゆり様
    温かいコメントをありがとうございます。
    そう言っていただけると、とてもうれしいです。
    生後2カ月が一番つらかったですね・・・
    泣きのピークが2カ月だったので、毎日毎日いつまで続くんだろう?と思って暗い気持でした。
    3カ月位から少しずつ泣かなくなりました。
    ただ、私は本当にひどいうつ病になってしまったので・・・ガマンしすぎました。
    もし、眠れない日がずっと続くとか、おかしいことがあれば、保健師さんに相談したりなさるのもいいですよ♪丁寧に話を聞いていいアドバイスいただけますので。
    また遊びにいらしてください^^