⑧ 育児ノイローゼと1カ月検診編

「産後うつかも」と疑ったのに、精神科を受診しなかった。結果、うつ悪化。

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こんにちは、ミィです。

今回は、私の1カ月検診のお話です。

 

産後うつ啓発のパンフレットを見つける

1カ月検診の日、私は待合室に置いてあったパンフレットを手に取りました。

パンフレットは県の産婦人科学会が作成したもので、こう書いてありました。

産後うつ病とは?

  • 不安
  • とても悲しい
  • 育児ができない
  • 身の回りのことができない
  • 家事ができない
  • 眠れない
  • 楽しめない
  • いなくなりたい

★きちんとしたサポートとカウンセリング、服薬により症状は改善します。

★早めに相談すれば必ずよくなります。

私はこれらの症状すべてに当てはまってたので、もしかして産後うつ?と、ふと思ったのです。

産婦人科で産婦人科医と助産師に相談する

そこで、さっそく産婦人科で相談してみることにしました。

「疲れが全く取れないですし、パンフレットの内容にすべて当てはまってるのですが、産後うつでしょうか?」

すると先生は、こうおっしゃっいました。

「子宮は戻ってますよ。産後うつのことは精神科に行って相談してください。必要ならば紹介状を書きます。」

その後、助産師外来を案内され、助産師さんに話を聞いてもらうことになりました。

私「眠れないんですが、いつになったら眠れますか?」

助産師「産後は2時間グッと寝れば大丈夫。子どもが1歳になるまでは眠れませんよ。絵本を読んでみたら?子どもに帰って癒されますよ。」

私はこう思ってしまったのです。

そうか、母親は眠れなくて当たり前なのか。

精神科なんて、自分には関係ない。

そもそも、私がうつ病になるはずがない。

私は部屋に貼り紙まで貼りました。

「私は産後うつではない。」

相談しても治療に至らなかった理由

産婦人科で相談したにも関わらず、治療に至らなかった理由はふたつあります。

  1. 「眠れない」という訴えが誤解されていたこと。
  2. 精神科を受診することに心理的抵抗があったこと。

1.「眠れない」という訴えが誤解されていた

私は、「赤ちゃんが眠っているのにも関わらず、眠ることができない。」と訴えていたつもりでしたが、「赤ちゃんが泣いて眠っている時間がない。」と勘違いされていたようです。

①赤ちゃんが泣くから、眠いのに眠れない
②赤ちゃんは寝ているのに、眠くならないから眠れない

①と②はぜんぜん違うものです。①は正常ですが、②は不眠です。

私の身体は死にそうなほど疲れきっているのにも関わらず、なぜか全く眠くならなかったのです。

これこそが、産後うつの症状。不眠。

ですが、私はそれをうまく伝えることができていませんでした。

さらに、「産後の身体は眠らなくても大丈夫なようにできている」そんなものなのかと思ってしまいました。

2.精神科を受診することに抵抗があった

精神科受診への心理的抵抗は何だったのでしょうか。

「自分がうつ病になるはずがない」という過信。

「精神科はこわい」という誤解。

「精神科に行くと薬漬けにされる、母乳はやめなくてはならない」という思い込み。

自分がうつ病になるはずがないというプライドや、精神科のマイナスな先入観によって、うつ病治療の敷居を上がってしまったと言えます。

産後うつを疑ったら、今すぐ精神科を受診するべき

「産後の身体は眠らなくても大丈夫」

「母親は眠れなくて当たり前」

それって本当ですか?

私は眠れない生活を続けて、重度の産後うつになっていますよ。

うつ病は特別な病気ではありません。

ストレスが原因で誰にでもなりうる脳の病気です。

私は、産後100日でやっと精神科を受診し、治療を開始することができたので、ギリギリのところで命を救われました。

決して変な薬を飲まされるようなことはなく、抗うつ剤や抗不安薬もやめることができています。

ですから、このときの私が取るべき行動はひとつ。

すぐに精神科を受診し、不眠などの症状を正確に伝えること。

それができなかったばかりに、うつは悪化。一歩間違えれば死ぬところでした。

パンフレットに書いてあるような症状がある場合は、精神科または心療内科を早めに受診するべきです。

もし、不安なことがあれば市の保健師に相談した方がいいです。

治療が遅れた私がどう転がり落ちて行ったのか?これからの記事で書いていきたいと思います。

 

⇒ つぎの記事  産後うつの始まりは「不眠」!赤ちゃんが眠っているのに眠れないのは要注意。

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ミィの産後うつブログが本になりました。
ブログに書いた産後うつ体験記や、精神科医のアドバイス、産後うつチェックリストが載っています。