⑰ 躁転しました編(入院3ヶ月目)

躁の初期症状。躁転したとき、世界が輝き出した。

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こんにちは、ミィです。私は、第一子を出産後に、双極性障害を発症しました。

最初は、不眠や希死念慮といった、うつの症状が現れていたため、「産褥期のうつ病」との診断でした。精神科に入院し、治療を開始したところ、2カ月後に躁転。後から、自分が双極性障害であることが分かりました。

さて、今回は、躁転するとどんな気分になるのか?ということについて書いていきます。

 

躁転して、霧が晴れたようにスッキリした気分になった。

うつ状態から躁状態に一気に変わることを「躁転」と言います。

躁転すると、どんな気分になったのか?

一言で言うと、「楽しいっっ!!!」です。

産後5カ月(入院2カ月後)の頃、とつぜん、霧が晴れたようにスッキリした気分になって、何も悩みがなくなりました

お酒を飲んだときの高揚感、スポーツした後の爽快感、ライブに行ったときのエキサイティングな気分。それらが一日中続いているような感覚です。

とにかく、楽しくて楽しくてたまりませんでした。

「うつから生還した今、世界が輝いて見える」と思っていた。

私は、自分のテンションが高いのではなく、周りの人のテンションが低いと思っていました。

私、大ちゃん(息子)、いっくん(夫)の三人で過ごしていると、いっくんのテンションが低く感じるんです。

私は、「こんなに楽しく過ごしているのに、なんでいっくんはテンションが低いんだろう?」と不思議に思い聞きました。

「なんでそんなにテンション低いの?」

いっくんは「特にテンション低くないし、いつも通りだよ。ミィがテンション高いんだ。」と言うのです。

私は、なるほどと思い、こう言い返しました。

「いっくんは、うつになってないから、世界が変わってないんだね。私は、うつの地獄の世界を味わって、生還したの。だから、うつが治った今、世界が輝いて見えるの!!」

うつが治って、やっと本当の自分を取り戻せたんだ。うつから生還した今、世界が変わった。今、見えているキラキラ光り輝いた世界が本物なんだ。

そう思って嬉しくなりました。

おそらく、このときの私はハイテンションで、多弁になっていたと思います。自分ではよく分かりませんが。

 

うつ病になって良かったとすら思う。

躁転した頃のツイートを見ると、ハイになっている感じがします。

 

私は、うつになり、一時は自殺を試みるほど酷い状態になってしまいました。(産後3カ月、遺書を書いて電車に飛び込もうとした。

にもかかわらず、この前向きな心境。

ふりかえって見れば、これこそが、躁うつ的なんだろうと思います。

 

自覚がない躁。最初は「明るくて楽しい人」にしか見られない。

とはいえ、躁になっているときは、自分がいつもとは違う状態だとは思いません。ましてや、病的な状態だとは微塵も思いません。

「ちょっとハイになっちゃってるけど、それはうつが治って見える世界が変わったから」と思い込んでいました。

家族も「少しテンションが高いけど、うつ病が良くなったのかな?」としか思っていなかったみたいです。

最初は、楽しい気分になるだけなので、周りも楽しい気分になるし、「明るくて楽しい人」としか思われません。

ところが、次第に気持ちが大きくなって、人に迷惑をかける行動が多くなっていきます。

つづく。

躁状態については、躁の症状のまとめをご覧ください。

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