出産は、「いきみのがし」を避けて通ることはできません。
「いきみのがし」とは・・・
いきみのがしとは?
出産のとき、子宮口が全開(10cm)になるまで、何十時間も激痛に耐え、いきみを我慢する究極のドМ行為のことです。(私定義)
何十時間というのは少し大げさかもしれませんね。
しかも、陣痛を下痢だと勘違いして、いきんでしまってますけどね。(過去記事: 陣痛を下痢と間違えた話。 )
この「いきみのがし」、人によっては20時間かかるようです。
とにかく、もう出したいんです。いきみたいんです。でも、いきんじゃダメ。
いきんだら、膣がズタズタに裂けてしまうから。
人生最大の「待てっっ!!!」な状況。
私のいきみのがし
私は、痛みが来るタイミングで、母に「お尻の穴を押さえて!」と、頼んでました。
「たまごくらぶ」でも紹介されている方法なので、変な方法じゃないですよ。念のため。
子宮口9cmになると、さすがに激痛です。
巨大なボーリングの玉が、回転しながら、お尻の穴をめがけて突進してくるイメージ。
いきみのがしについては、田房永子さんの「ママだって、人間」を読んでいただくのがおススメです。
エイコはもともと歯医者でとある技を使っていた
一時的にドМの人になりきると痛みが和らぐのだった「アーンもっとやって♡」
「痛みを真正面から受けとめないっていうか、見たくないものに焦点を当てないっていうか」
さすがに、「アーンもっとやって♡」とはなりませんが、痛みから意識をそらすのは効果あると思います。
叫ぶのもあり
私は「ぎゃーーーー!」と叫びました。
叫ぶことも、いきみのがしの方法のひとつなので、まったく問題ないはずです。
なのに、母は「しっ!!!(静かにしろ!)」と言ってきました。
いやー、叫ばせてくださいよ。こっちは、今、獣なんで。
でも、あまり取り乱すのもどうかと思って、静かにしましたよ。
しかも、母に「そんなに痛いなら助産師さんを連れて来ようか?」と聞かれても、「まだ我慢できる。」と耐え続けたのです。
変に遠慮してたんでしょうね。
いっくん(夫)は、このとき、出張先の山形県から新幹線で向かっているところでした。さて、間に合うのか。