「新生児の育児がこんなに大変だと思わなかった」シリーズ第4回です。
第4回は「新生児育児は1日に終わりがない」です。
24時間オンの生活
新生児育児の何が大変なの?
これまでの記事にくわしく書きましたので、どうぞご覧ください。
第1回 新生児は泣きやまないものである
第2回 新生児は寝ないものである
つまり、、、
新生児って、泣いてるだけで、寝ないんです。
お母さんは、出産したら突然、24時間、赤ちゃんのペースに振り回される生活になってしまうんですよね。
自分がお世話をしないと死んでしまうような赤ちゃん。
いつ泣きだすか分からない。
夜中でも、1.5時間おきに泣きだし、おっぱいを飲むのに30分かかる。(←人による。)
終わらない1日を、何日も何日も続けているような感覚。
仕事をしていたときはまったく違う感覚です。
朝起きて職場に行って、残業する日もあれば、アフターファイブに飲みに行くこともあったけど、夜はベッドで眠れました。
少なくとも、決まった時間に起きて、決まった時間に眠れる…
オンとオフの切り替えのある生活でした。
育児は違います。
ずっと、オンです。
一体、この生活がいつ終わるのだろう。
先の見えない真っ暗なトンネルの中を、ゾンビのように歩いているような、暗い気分が続きました。
スーパーイクメンの言葉
そんなとき、友人のスーパーイクメンが遊びに来てくれましゃいた。
彼は、仕事をしながら、夜中の授乳に100%付き合って起きていたというツワモノです。
真っ青な顔でヨレヨレになっている私に向かって、彼は言いました。
「正解は『何もしない』だったりするから、頑張らないで。」
私は、いつも、泣いている理由を探し、正解を見つけようと必死でした。
おっぱいをあげたり、抱っこしたり、おむつを替えたり・・・
でも。
今、振り返ってみて思うことは、赤ちゃんは泣きたいときには何をしても泣くということです。
赤ちゃんはコントロールできません。
時間が解決するのを、辛抱強く待つしかないときもあると思うのです。
頑張ってはいけなかった
出産から産後1カ月間、私は死ぬほど頑張っちゃいました。
産後2週間はほとんど眠らず…
育児書を読み、育児記録をつけ、ネット検索し、お母さん業をこなそうと、必死でした。
(産院の入院生活編とやってはいけない産後ライフ編をご覧ください。)
産後は、無理をすればやれてしまう時期でもあります。
でも、やってはダメです。
限界を超えて頑張ると、人は壊れます。
私は、産後1カ月で燃え尽き、産後うつになってしまったのですよ。
次回からは、「育児ノイローゼと1カ月検診編」をお送りします。