こんにちは、ミィです。

今回は、新生児の1カ月検診のお話です。

前回からの続きになりますので、ストレスで母乳が止まった話を先にご覧くださいね。

体重が増えてない

産後の体調不良や、睡眠不足、疲労などのストレスが重なり、私の母乳は枯れました。

そこで迎えた1カ月検診です。

私は、1カ月検診=「赤ちゃんをちゃんと育てられたか試すテスト」のように感じていました。

毎日「1カ月検診 体重 増加」とネット検索しては、焦る日々。

ネットには、1カ月で増えるべき体重は1日あたり30g〜40g。1カ月で1キロ増えるのが理想と書いてあります。

ですが、大ちゃんはそれほど大きくはなっていませんでした。

いざ1カ月検診

1カ月検診には、いっくん(夫)と大ちゃんと3人で行きました。

そのときの母子手帳がこれです。

私は文字もちゃんと書けなくなっていたので、いっくんの字で書いてあります。


1か月検診

私がいかに神経質な母親だったかがお分かりいただけたでしょうか。

念のため申し添えますが、普段はここまで神経質ではありません。

小児科医からミルクを足すよう指示

1ヶ月検診では、小児科の若い男の先生が丁寧に話を聞いて下さいました。

そのときの会話はこんな感じ。

ミィ「母子手帳に書いてあるとおり…うんぬん…」

 

先生「体重が1日あたり24gしか増えていないので、、ミルクしかないよなぁ?ミルクだよなぁ?(看護師さんに聞く)」

 

看護師「ミルク飲ませた方がいいですよ。」

 

ミィ「え、母乳止まりますよね?」

 

先生「とりあえず、5日間ミルクを試してみて、またフォロー検診に来てください。」
5日後、フォロー検診を受けたときは、体重が1日40g増えており、健康優良児とのお墨付きをもらいました。ですが、それまで完全母乳で来ていたところ、ミルクを足したことで、大ちゃんはますます母乳を吸わなくなってしまいました。

母乳へのこだわりは何だったのか

産む前は「母乳かミルクかなんて、そんなのどっちでもいいじゃん。」そう思っていたんですよ。

でも、産んでみたら、頭の中は母乳色

何とかして母乳を飲んでほしいという気持ちになってしまっていました。

母乳のいいところは、赤ちゃんが泣いたらいつでもすぐに与えられるところ。

ミルクは消化に時間がかかるので、2〜3時間おいてからでないと次のミルクを与えられません。

さらに、調乳するのに時間がかかるので、大ちゃんを泣かせたまま待たせておかなければならないのです。

 

「母乳を失うこと」は「泣いてる我が子を泣き止ませる最強の武器を失うこと」と同義なんですよ。

私が母乳にこだわった理由は、栄養や健康面のメリットがあるからではなく、大ちゃんを一刻も早く泣き止ませたかったからです。

ですから、ミルク育児は、母親として無力感を感じるものでしたね。

母乳かミルクか論争は奥が深く、母乳には母乳の、ミルクにはミルクのメリットがあります。

時代や親の考えで違ってくるので、どちらが正解というわけではないと思います。

できることなら過去の私に伝えたい。
「1ヶ月検診で体重がそれほど増えてなくても、赤ちゃんは死なない。母乳へのこだわりを捨て、さっさとミルクにしなさい。」
ミルクにしたことで大ちゃんはよく寝るようになり、丸々と太った赤ちゃんになったのですから。